福井セントラルクリニック 院長ブログ
カテゴリー「健康づくり」の記事
【自律神経に穏やかな効果】
- 2011年6月 2日
- 健康づくり
現代の生活は自律神経が乱れやすい状態にあります。リセットする方法として有効なのが、決まった時間に朝日を浴びることです。でも、それが難しいという人はどうしたらいいでしょう。朝時間がない人は夜や仕事が終わってからの時間を有効に使いましょう。
おすすめは『お風呂の活用』です。これからの時期、冷房や冷たい飲み物で体が冷えてしまうので、特に有効です。ぬるめのお湯で時間をかけて半身浴をしましょう。しっかり汗をかくことは自律神経の働きを元に戻してくれます。湯船にアロマオイルをいれたり、塩やお酒をいれて自分なりに心地良い環境をつくるのもお勧めです。
もうひとつはストレッチやヨガ、ウォーキングなど軽く体を動かすことです。これはデスクワークなどが多い人には、お勧めの方法です。仕事で脳ばかり使っていたのを体を動かすことで脳の疲れやストレスを軽くしていきます。心地良い睡眠にもつながりますので寝る前に行うと副交感神経にうまくバトンタッチができます。自律神経にできるだけ負担をかけない方法は難しく考えたり生活を無理に変えようとせずにできるだけ自然の流れに沿って生活することです。一日のなかでメリハリをつけることです。活動する時はしっかり動く、働く、リラックスするときは仕事や日中のことはすっかり忘れて心地良く過ごすことです。これだけでも随分違ってきます。メリハリのある生活は心にも体にも良い影響を与えるものです。
リスク・ファクター手法
- 2011年1月26日
- 健康づくり
いくつかの蔓延している疾病(肥満、糖尿病、高血圧など)には、共通の原因などが関連している。この共通する原因を中心として、情報キャンペーンの展開や環境の整備を推進することで、健康づくりを実現する手法が、共通のリスク・ファクター手法である。この手法を利用することで、たくさんの、そしてばらばらの支援活動における努力の重複や情報の矛盾を防ぎ、限りある資源を有効的に健康づくりへと生かすことができるとされる。また、このリスク・ファクターには、運動不足や喫煙、脂肪分が過剰で繊維質の不足した食習慣、身体の清潔といったものがあげられている。
健康の社会的決定要因が明らかになるにつれ、疾病ごとの対策ではなく、一元化した対策の重要性がよりいっそう強調されてきている。
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